てあそび
手遊びってあるじゃないですか
せっせっせのよいよいよいとか指スマとかそういうの。
誰しも少なからずは小学生くらいのときに一度はやってると思うんですけど、僕の小学校で流行ってた謎の手遊びを紹介します。
名前は「あれ」だったと思います。つーか名前なんてなかった気がします。とりあえず「あれやろーぜあれ」みたいな感じで始まってた気がしますね。語彙力なさすぎ。サルかよ。
で、「あれ」のやり方なんですけど、まず相手と対面します。そしたら両者が仏様拝むようにして手を合わせて、指先が対面した相手に向くようにします。
これで準備は完了です。
準備ができたら、思い思いのタイミングで相手の手の甲をぶっ叩きます。ターン制とかじゃないです。かわすもあり、フェイント入れるもありでぶっ叩き合います。
先に「痛い」的なことを言うか、降参したほうが負け、そういう手遊びです。
この遊びが結構流行ってました。休み時間のたびに手の甲真っ赤に腫らして遊んでましたね。
うん、で、書いててっつーか書く前どころかこの遊びを思い出した瞬間から思ってたんですけど、全然楽しそうじゃないですよね。原始人が思いついた暇つぶし手段かよ。
あと得るものもなさすぎる。痛みだけ。ポケモンでがまん使って技外した時の空虚感に似てるわ。
しかも痛いもんだからたまに
A「ケンシロウ、あれやろうぜ」
僕「えー、やだよ。お前キレるじゃん」
A「いや、大丈夫だって」
僕「今日はいいや」
A「あ?逃げんのか?意気地なし」
僕「よーし、やったろうじゃん!」
バチーン!バチコーン!
A「いってえええええんだよ!」
僕「お前の負けー」
A「ぶっ殺す!」
みたいな感じでリアルファイトに発展することありましたからね。元々リアルファイトみたいなことしてるのにそれがさらに発展するとなにになるんですかね?死合?まぁそれは良いとして、不毛過ぎますよねこの行為。なにが楽しかったんだ一体。
キャッチコピー集
賛成1、反対9。
72.
それでも一緒にいるのが夫婦だと思う。
Tiffany&Co.
告白しなかった恋は、どこへいくんだろう
LOFT(バレンタイン)
「話したい」これ以上の用件はありません。
NTTドコモ
試着室で思い出したら、 本気の恋だと思う。
LUMINE
気付いて欲しくて髪を切りすぎた。
マツヤレディス
何を読んでも、あなたが出てくる。
角川文庫
目を閉じても見える人
伊勢丹
学校を卒業すると、
春は黙って行ってしまうようになる。
JR
言えないことの方が多いから、人は書くのだと思う。
PILOT
子供の心配はするのに、自分の心配をする大人は少ない。心配だ
AIGエジソン保険生命
吸われて。燃えて。捨てられて。たばこじゃなければ泣いている。
JT
家は路上に放置されている。
セコム
いきる、自由。きる、自由。
ユニクロ
肩書きで勝負しない男と、色気で勝負しない女がいいね。
サントリー
走っていれば、前しか見えない
Vittel
日本で山積みの問題は、本屋で平積みにされている。
ブックファースト
「おかえり」を言わせたくて 「行ってきます」を言った。
LUMINE
女の胸はバストといい、男の胸はハートと呼ぶ
株式会社オンワード樫山
負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない。
セゾン生命保険
ボクは、君にバカです
ミロード厚木
ま、いいか。という名の凶器
ACジャパン
ちょっとさみしい顔をして、このラップをかけたのだろうか。
旭化成
父さん泣かないで、私、もう二度としないから
(ウェディングプラザ
「タビナシ人生は、シナビタ人生だ。」
福岡JTB
「いますぐ入りたくなるデザイン」
墓石のチラシ
どうあがいても絶望
SIREN(ゲーム)
青コーナー、ペプシ
ペプシコーラ
誰かを待つ時間。美味しいコーヒーがあれば、誰かを想う時間になる
スターバックス
世界は救われる、彼女を失えば
テイルズオブシンフォニア
エンディングまで泣くんじゃない
MOTHER
おとなもこどもも、おねーさんも
MOTHER2
まだ飲んでいない。
新潟の地酒吉乃川
新潟という
かけがえのない
故郷ができた
新潟の地酒吉乃川
東京で
失恋した。
よかった。
新潟の地酒吉乃川
東京には、
好きになった人がいる。
新潟には、
好きだった人がいる。
新潟の地酒吉乃川
長岡の花火を
見に行かなかった、
初めての夏。
新潟の地酒吉乃川
初めて、東京の人を
連れて行くなら、
夏がいい、と
決めていた。
新潟の地酒吉乃川
帰省したら、
幼なじみが
お母さんになっていた。
私は、
新潟の地酒吉乃川
うちの法事を、
東京の人に
説明するのは
大変です。
新潟の地酒吉乃川
お酒を分けあって
暖かくなる。
雪国の夫婦って、
いいなあ。
新潟の地酒吉乃川
(AEON
(2011年度新聞広告コンテスト
( SEIBU 西武百貨店
(LUMINE
こくご、さんすう、りか、せかい。
私は、こんなに、生きている。
空気は、読むものじゃなく、吸い込むものだった、と思い出しました。
「ずっと友達だよ」と言うかわりに、みんなで旅にでた。
学校の中も
電車の中も
家の中でも、
雨が降っていた
大切な人の
「心の雨」に
気づいてください。
幽霊人命救助隊/高野和明
ナスカジャン
バス停から
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宿から現場に行く途中にバス停があるんです。
毎朝そのバス停の前を通りかかるんですけど、高校生くらいのかわいい女の子と不器用そうな男の子が段差に腰掛けてバスを待ってるんですよ。海を背景にしちゃったりなんかして。
いいなあって
なんかいいなあって思います。
青春だなあって。
妄想、広がるなあって。
こう、2人は幼馴染なんですよ。
小さい頃から仲がよくて、中学一年生までは一緒に登下校していたんです。
でも、中学二年生になった頃に女の子の方が「もう、一緒に学校行ったりすんのやめよう」とか言い出すんですね。当然男の子の方は「え?なんで?別によくない?」みたいに言うんですけど、女の子は「やだ。恥ずかしい」、「付き合ってると思われたくないし」とか言うんです。
男の子の方はなんだかもやもやした感じで中学校を卒業します。
でね、今はどちらも同じ高校の一年生なんですけど、学校が遠くてバスで通うしかないわけです。家が近所な2人なもんですから当然同じバスに乗るしかない。田舎だから本数も少ないし。で、男の子の方は女の子に嫌われたと思っていて、仲直りしたくて話しかけるんです。不器用ながらも一生懸命。
「お、おはよう。えーと…今日の朝飯なんだった?」
とか
「昨日のロンハー見た?」
とか話しかけるんですけど女の子の方はそっけないそぶりしかしてくれない。携帯いじりながら「パン」とか、「見てない」とか。当然話は続かない。で、男の子は「情けないなー」とか思ってる。「昔みたいには戻れないのかな」っても。
そんで
男の子方が段々「あれ?」ってなるんです。「あれ?なんかマコのことで頭いっぱいだぞ?」って。
そして考えるんです。
「なんで仲直りしたいんだっけ?」って。
「昔みたいに遊びたいから?」
「話しているのが楽しかったから?」
「マコが隣にいるのが自然なような気がするから?」
考えるわけです。
そして結論に達するんです。
「違うだろ」って。
「マコのことが好きだからだろ」って。
「明日、あのバス停で思いを伝えよう」って
で
男の子はいつもより早くバス停に行きます。
女の子はいつもどおりの時間に来ます。
「おはよう」
「おはよう」
「マコ、あのさ」
「はい?」
「えーっと」
「うん」
「そのさ」
「なんかあるの?」
「好き」
「え、なんて?」
「マコ、好きだ」
「え?」
「お前は俺のこと嫌いかもしんない。でも、俺は好きだ」
「なんで?」
「え?人を好きになるのに理由付けなんて必要なの?」
「そうじゃなくて、なんで私がユウスケのこと嫌いとかいう話になってんのって」
「帰るのやめたり、なんとなく冷たかったじゃん」
「確かにそうだね」
「なんか理由あったの?」
「気持ちを大事にしたかった」
「は?なにそれ?」
「ユウスケを好きな気持ちを大事にしたかった」
「うん。さっぱりわかんない」
「はあ?あんた全然気づいてなかったの?」
「なにに?」
「そういうとこバカだよねあんた。クラスのみんな、ひやかしで私たちのことくっつけようとしてたんだよ」
「あー、そうなんだ。田淵とか?」
「うん。田淵くんとか。でね、私、そういう形でユウスケと付き合ったりしたくなかったの。ちっちゃい頃から好きだったから。冷やかしとかなしにちゃんと気持ち伝えて、ちゃんと返事もらって、ちゃんと付き合いたかった」
「じゃあ冷たくしないでそん時言えばよかったじゃん」
「それもそうかもしんないけど、クラスのみんなの思惑通りになっちゃてる気がして嫌だった。それと、ずるいかもしんないけど、あの時あんた恋愛とかまったく興味なかったじゃん。思い伝えても絶対成功しないなって思って。あんたが振り向いてくれるときまで気持ち大事にしておきたいなって」
「そんで、クラスのみんなのほとぼりを冷ますためにああいうことのしたの?」
「うん」
「なんかさ、他に手段あったと思うんだけど」
「一生懸命考えた結果じゃん。」
「あっ、バス、来たね」
「そうだね」
「乗る?」
「乗らない。大丈夫かな?」
「大丈夫だろ」
「そっか」
「でさ、そういう不器用なところもかわいいよな」
「うるさい」
そんなこんなで僕とマコは付き合うことになった。
多分、付き合っていくうえで今回みたいなすれ違いだとか喧嘩だとか僕らの障害になるような事柄がたくさんあるんだろうし、あるけれど。愛して愛されて起こることなんだろうから大丈夫だ。僕はそう思う。思いたい。これからどうなるんだとかはまったくわからないけれど、きっと大丈夫だ。根拠なんてないけれど。
な?お前もそう思うだろ?真夏の太陽さん?
っていう妄想をしています。
はい。病院いってきます。