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弱いなりに死ぬまでやる

夏目漱石が弟子の森田草平に宛てた言葉に「君、弱い事を言ってはいけない。僕も弱い男だが弱いなりに死ぬまでやるのである。やりたくなくたってやらねばならん。」というものがあります。

 

この言葉が好きです。座右の銘みたいなものになっているんだと思います。
「人間個々人は弱いものだけど、やるしかないんだし、前向きに行こうや」という意味合いに捉えています。
さらにこれは
 
「自分が起こした弱い行動、つまりマイナスになってしまう行動や後悔してしまうような過去があったとしても前向きに頑張って行こうや」
「悪いこと、つらいことがあったとしても前向きに行こうや」
 
こう言い換えることができると思います。起こってしまった過去や、現在起こっていることは弱い自分が引き起こしたものだと思うから。
そして、それらのことをただただ前向きに能天気的に捉えているのではなく、正面で向き合って、認め、受け入れることができたらいいなと思っています。
 
個人的に、上記のことを体現している人に惹かれてしまいます。男女ともに。
 
以前は漠然と「頑張っている人が好き」程度の思いでしたがよくよく考えてみると、ただただ流されその場しのぎで生きているのではなく、自分の弱さや起こったこと、起こしてしまったことに真摯に向き合い、認め、受け入れて、それでも前向きに進んでいくその姿勢は、強く、美しいものであり、そこに惹かれていくのだろうなと気づきました。
 
そして、その強さと美しさは口に出して伝わるものではありません。
本気でそれを体現している、体現しようとしている人にしか出せない空気があります。
俺はそういう空気を醸している人や俺がそう感じた人には言いようもなく、どうしようもないほどに惹かれるし、自身もそのような人間になりたいと思っています。
 
 
「こいつはいきなりなにを言い出してるんだ」って思っている人もいるだろうけど、最近友人のバンドの歌詞を書くのに協力してて色々書いたり調べたりしてたらなんかめちゃくちゃ書きたいことが溢れてきてこんなこと書いてる感じです。
なんかこっ恥ずかしいね。