村上龍の話
村上龍、大好きなんですよね。(写真右)
断言できますけど、この人ほど人間が内に秘めた暴力性を描けるような作家なんていません。
正直描写のリアル感がすごすぎて過ぎて読んでると頭痛くなります。
コインロッカーベイビーズとかインザミソスープとか五分後の世界とか。
特にインザミソスープはやばい。冒頭からピリピリピリピリした空気が漂ってて、そっから一気にフランクが爆発する。あの文章体験は忘れられないですね。これぞ村上龍の真骨頂!って感じです。
そして龍がコインロッカーベイビーズ書いたの、俺と同い年の28とかいうね。マジで信じらんねー。
見えている世界が違い過ぎる。
俺なんて29に差し掛かってんのに失恋して、最近立ち直って、こないだ好きになった女と遊んで楽しかったなー程度の思考しか持ち合わせてねーのに。
まぁとりあえずなにが言いたいかというと、村上龍の発言で1番好きなものを紹介したいってことです。
「美人は3日で飽きるというのは、ブスの自殺を防ぐための嘘である」
辛辣〜