ふんどしおじさんと再会してきました。
ふんどしおじさんと再会してきました。
2/15、風呂に来る1時間前くらいに電話してくれって言われてたんで「15時頃電話するかー」と思って昼飯食ってたら
というSMSが。
ん?
あれ?
はい。
食事増えてますね。
いや、いいんですけどね。「ぐいぐい来るなー」くらいにしか思わないですけど、あれじゃないですか?めちゃぐいぐい来られてますよね?これ。
あれなんですかね?普通の人だったら「え、怖くない?」とか思うんですかね?そこんとこどうなんですか?ちなみに僕は思いません。
そんで、電話して行く時間教えて行きました。
仕事でトラブルあったんで1時間くらい遅刻しましたけど。
まぁ無事に風呂で再会し「近くのCOCOSで飯でも食うか」という運びになりました。
この間はふんどし一丁だったんでわかんなかったんですけどふんどしおじさんめちゃくちゃオシャレなんですね。
話し聞く限り70歳前後っぽいんですけど、くそオシャレ。
キャップはニューエラ
グッドイナフのスタジャン
ズボンはブランドはわかんないですけどカモ柄のやつ(下着はふんどし)
靴はVansのかっこいやつ
いわゆる裏原系ってやつですね。
70近くで裏原系ってあんまいなくないですか?
この時点で
「こいつ何者なんだ?」感がだんだん強まってくるわけですよ。
そりゃ
第一印象から「こいつ何者なんだ?」感はMaxですよ?
でもそれは不審者に対するそれであって、今僕が抱いているのは「この人の底が見えねーな」っていう意味合いでのそれに変わってます。
そして、話せば話すほど「こいつ何者なんだ?」感が強まって来ます。
いや、これはもう「謎」って言ったほうがいいですね。ふんどしおじさんの謎。
ほんと今回は「謎」が深まるばかりでした。さっぱり底が見えねーのな。
とまぁ、色々話した中で謎が深まりまくった話が3つあります。
1.秋田に関して
僕が秋田出身という話をしたらいきなり
「北朝鮮は太平洋なんかじゃなくて秋田にミサイル撃ち込みゃいいんだよ」
とか言い出しました。
はぁ?何言ってんだこいつ。喧嘩売ってんの?
ってなりますけど話を聞いてみると
そういう話を友達とした。鳥取とか島根でもいい。どーせなんもないから。なんもないとこにミサイル打ち込まれりゃ直接ドンパチになってスッキリするでしょ。山口はなんもないけどダメだな。
とのこと。
いきなり出身地ディスし始めるとか謎じゃないですか?あとなぜ山口はダメなのかも謎。
僕はこの発言に対して「ははっ、なんもねー山とかにだったら打ち込まれてもいいかもしれませんね。土地も広くなるし」くらいにしか返すことが出来ませんでした。
2.土地勘について
おじさんと話してると「仙台の地理的な話」があんまり噛み合わないんですね。
ほんと微妙に噛み合わないんですよ。
僕も仙台そんなに詳しいわけじゃないんですけど、なんというか「仙台の土地勘ないもの同士で話をしている感」がすごいんですね。
というのも、俺、てっきりふんどしおじさんは「仙台生まれ仙台育ち」的な人だと思ってたんですよ。
まぁこれ読んでるみなさんもそうだと思ってると思うんですけど。
でもそれ違ったんです。
出身は神奈川県川崎市で働いてたのは東京なんだそうです。
なんで?
ってなりません?
人がどこに住もうが勝手ですけど
縁もゆかりもないとこ、なんで住もうと思ったん?
って思いません?
しかも「こんなとこ愛着も特にないから数年後には引っ越してるかもしれない」とか言ってましたからね。
マジでなんなんだって感じですげー謎ですね。
3.なぜ僕なのか
次の休みいつなの?
って聞かれて
「んー、わかんないっす」って答えたら
※そういう言い訳でなく、正直マジでわかってません。今週は休めるけど実家帰る予定です。その後のことはよくわかってません。
「えー!一緒に服とか買いに行こうと思ってたのになー。」
「君の分も別に10万円分くらいなら(買っても)いいなーって思ってたのになー」
「ここ行ってあそこ行ってさー」
みたいな話を始めました。
ふーん。うんうん。そうなんだ?
そこまで話が進んでんだ?
って思いましたけど多分そういう人なんでしょうね。
でも謎ですよね。なんで僕なんだろう?
まぁこれはなんとなく予想はつくんですけど。
と、こんな感じでふんどしおじさんとの再会を果たしてきました。
他には
・元建設系会社の社長
・仕事の関係で47都道府県制覇した
・海外にもかなり行った
・家族はいる
・カードはブラック
くらいしかわかりませんでした。
とりあえず今度日曜に仕事があっても半ドンで終わるときとかに一緒に遊びに行くことになりました。
その時は家まで迎えに来てくれる
っていうんで
家教えました
ちょっと不安です。戸締まりだけはしっかりしておきます。
スギッチに関して
秋田で国体が開かれたときに作られたキャラクターだ。
こんな感じである。
きぐるみになるとこんな感じだ。
最近のゆるキャラに比べると明らかに地味である。(頭頂部は亀頭っぽいが)
そう、スギッチは「ゆるキャラ」を意識して作られたものではないのである。
にも関わらず約13年間今まで頑張ってきた。
そんなスギッチが今年、2017年「 県広報広聴課主任」を退職するんだそうだ。
ぶれない男(女?)だ君は。えらいぞ!
とか思っていたら「2006年のテレビ番組でゆるキャラ日本一に輝いた」みたいな記事を見つけてぶれっぶれだったことを知ってなんだか悲しくなりました。
で、「なんでスギッチは引退するのか、どうせクビだろ?」みたいに思ったので色々調べてみました。
まず最初に見たのが秋田県のホームページ。
リンク貼っときますね。
まぁ、飛ぶのもめんどくせーとか思うものぐさ太郎もいると思うので全文コピペすると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『スギッチ主任』の退職について
スギッチ主任から、県職員として節目の満10年を迎える平成29年11月29日をもって、県を退職したい旨の申し出がありました。
県では、これからも長く活躍してもらいたいと願っていましたが、スギッチの意思を尊重し、受理することとしました。
スギッチは残りの期間を、これまでと同様各地に出向き、県民の皆さんと触れあいたいと考えており、県公式ウェブサイトを通じて、スギッチの今後のスケジュール等をお知らせしていきます。
スギッチの退職は、県としても大変残念で、県民の皆さんからも惜しむ声が多く寄せられることと思いますが、スギッチの長年の貢献に感謝し、フィナーレを飾れるよう取り組んでまいります。
「スギッチ」は、秋田わか杉国体・秋田わか杉大会で大活躍をした後、秋田県のマスコットとして県職員になり、秋田県のPRや県政の広報、県民の元気を応援する活動をしています。秋田県マスコットとしての活動が認められ、2008年12月には主任に昇任しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とのこと。秋田県としてはあくまで「スギッチがやめたい意思を示している」というスタンスなんですね。
次に見たのが河北新報。
リンク貼っときます。
これも上に同じくコピペすると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
秋田県は9日、県のマスコットキャラクター「スギッチ」が来年11月29日で「引退」すると発表した。権利関係を明確にする目的で原著作者と交わした10年間の覚書が同日で切れるため。
スギッチは2004年、県が公募した秋田わか杉国体(07年)のマスコットキャラクターに採用された。秋田杉をモチーフにしたデザインは秋田市のデザイナーが手掛けた。国体後の07年11月に県職員に採用され、現在の肩書は広報広聴課主任。
県は04年、原著作者から著作権の譲渡を受けた。07年11月にはキャラクターデザインや色が絡む著作者人格権などの権利関係を明確にするために10年間の覚書を交わし、県がスギッチを管理してきた。
県によると、覚書の更新に向けた話し合いで、原著作者からスギッチを引退させたいという意向が示された。更新せずに利用することも可能だが、紙や印刷でスギッチの色が変わることもあり、その場合は権利侵害のリスクがつきまとう。
最近のキャラクターの多くは著作者人格権を無期限で放棄してもらう約束をすることが多いという。スギッチが登場した当時、そうした考え方は少なかった。
スギッチは2004年、県が公募した秋田わか杉国体(07年)のマスコットキャラクターに採用された。秋田杉をモチーフにしたデザインは秋田市のデザイナーが手掛けた。国体後の07年11月に県職員に採用され、現在の肩書は広報広聴課主任。
県は04年、原著作者から著作権の譲渡を受けた。07年11月にはキャラクターデザインや色が絡む著作者人格権などの権利関係を明確にするために10年間の覚書を交わし、県がスギッチを管理してきた。
県によると、覚書の更新に向けた話し合いで、原著作者からスギッチを引退させたいという意向が示された。更新せずに利用することも可能だが、紙や印刷でスギッチの色が変わることもあり、その場合は権利侵害のリスクがつきまとう。
最近のキャラクターの多くは著作者人格権を無期限で放棄してもらう約束をすることが多いという。スギッチが登場した当時、そうした考え方は少なかった。
県広報広聴課の鈴木真実課長は「長く活躍してもらえると思っていただけに、退職は残念」と話した。原著作者が引退させたい理由は明らかにされていない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とのこと。
え?
じゃないですか。
スギッチ自身じゃなくて原作者が引退させたがってんの?
なんで県は微妙なフェイク入れてんの?
って思うじゃないですか。
まぁ、なんとなく「夢を壊したくない」的な理由があるのはわかりますよ?
でも同じページで秋田県マスコット「スギッチ」着ぐるみ貸出要領とか言ってるし、そのあたりだけ太字にしてるからまったく元も子もねーからな!だったら正直書けや!って言いたいです。
そんな感じです。とりあえず県側から「お前地味だし、人気もねーから、クビな。明日から来なくていいよ」とか言われたかわいそうなスギッチはいないようなので一安心です。
あとなんで原作者は引退させたがったんだろう?個人的には「きぐるみになってみたら頭頂部が思いの外亀頭っぽかったから」説を推したいです。
この画像だと完全にち○こにしか見えませんし。
P.S.
スギッチの後釜は「んだッチ」になるそうです。(上の画像左)
ネーミング安直かよって思います。
ふんどしおじさん
最近、交互浴にハマっていて銭湯によく行くんです。現場から車で5分くらいのところにある「とみや湯ったり苑(http://www.yuttarien.com/tomiya/)」ってとこに行ってます。特に洞窟風呂とスチームサウナがお気に入りです。
しかもあれですからね。通常料金670円のところ平日なら写真程度の飯付いて1030円ですからね。最高。独身ひとり暮らし男性にとってこれほど助かるようなもんはない。
まぁそれはいいんですけど、先週の水曜日も行ったんですよ。銭湯。とみや湯ったり苑。
そんで風呂あがって着替えてたらふんどし履いてるおっさんがいたんですね。鏡の前に立ってふんどし一丁で髪乾かしてる。
「ふんどし履いてる人、リアルで初めて見たわー」
なんてことをさらっと思いながら特に気にせず脱衣所から出て、飯食おうと思って飲食コーナーに向かってたら壁にキングダムの絵が見えるじゃないですか。
「あ、これ巷で噂の漫画タダで読めるやつじゃん!」※そういう銭湯も増えているらしい。
とか思ってラインナップ確認してたら
「なに見てんの?漫画?ここ漫画あるんですか?」
という声。
「あー、そうみたいっすね。2階にあるみたいですよ」
って返しながら振り返ったらさっき脱衣所にいたふんどしのおっさんが立ってるんです。
ふんどし一丁で。
「あ、こいつヤベーな」
って思いました。だって、脱衣所からふんどし一丁で出てきてますからね。そりゃヤベーでしょ。
とりあえずあまり関わり合いにならないほうがいいと判断し、早々と立ち去ろうとする俺に対しふんどしおじさんは
「ふーん、あ、今度ここで一緒にお風呂入りませんか?」
と言い放ちました。
「はい?」
思考停止ですよね。いやさ、脈絡なさすぎじゃないですか。出会って二言目で「今度ここで一緒にお風呂入りませんか?」って言ってくるやつ、見たことあります?いや、これは聞いたことあります?って質問に変えてもまったく差し障りないわ。だって答えはどちらもNoだから。
しかもそいつ公共の場的なところでふんどし一丁ですからね。そんなやつに「一緒に風呂入ろう」って言われるって、なんかの悪夢かと思いましたよ。そりゃあ思考も停止するわ。
返事に詰まる俺を見て、ふんどしおじさんは聞こえなかったと判断したんでしょうね。
「だからさ、今度ここで一緒に風呂入りません?」
もう一回聞いてきました。
そして
俺は
「え、まぁいいですよ」
って答えました。なんというか「今度ここで会ったら話でもしませんか?」的なニュアンスだと思ったんですよね。
でも違った。俺の見積り甘々だった。
まさかの衝撃の一言
「じゃあ電話番号教えてよ」
が出てきたんですね。「えっ?!」じゃないですか。「えっ?!そういうレベル?」じゃないですか。正直教えたくなかったんですけど
教えました。
教えたというか、教えてもらいました。
というのも、おっさん気付いたんですね。
「あ、でも僕今こんな格好だから今言われても忘れちゃうや」
って。
自分が裸なことに気付いていないって、面白過ぎません?
数学者の加藤和也先生かよ!
って言っても例えがあまりにもわかりにくすぎるので解説しますと
「院生の頃、数学のことを考えながら街を歩いていたら警察に両脇から捕まった。警察に「自分の格好を見てみなさい」と言われ、確認したら自分がほぼ全裸だった、という逸話を持つ。その話をした後、「自分の学生に警察に捕まりました、という学生がいないのが残念だ。打ち込み方がたりないんじゃないか」と語っていた。」
って感じの人です。ヤバイですね。ちなみに、この人が作った「素数の歌」がいい具合にイカれていて最高です。
話が逸れたので戻しますけど
「あ、でも僕今こんな格好だから今言われても忘れちゃうや」
発言でふんどしおじさんに対する俺のイメージは「あ、こいつヤベーな」から「あ、こいつクレイジーだな」に変わったので電話番号教えました。
そのあと、家に帰って酒飲んでたらふんどしおじさんから電話が来て、今週の水曜日に先の銭湯で落ち合う運びになりました。
少し不安です。
※加藤和也先生のことはWebライターのヨッピーさんの記事で知りました。