WEBデブリ

WEB上のデブリです。

mixi時代

2010年~2012年までmixiにハマっていた。
コミュニティとかそういうんじゃなく、日記を書くことにハマっていた。まぁブログみたいなもんだな。
3年で1200件くらい更新したはずだ。狂ってる。
Facebookに移行したりのなにやらかにやらでmixiのログインID(ガラケー時代のキャリアのメールアドレス。@docomoとかそういうのの初期設定だった。)だけがわからなくなってログイン不可状態が続いていて、それらの日記をずっとを放置していた。気にはなっていた。ずっと読み返したいとは思っていた。でも、熱量不足状態()に陥っていたのでめんどくさくて行動にまでは移さなかった。移していなかった。
先日、Evernoteのゴミ箱に当時書いた日記の残骸みたいなのを見つけてその気持ちが再燃した。しかも熱量も持ち直してる。
 
やろう。
 
スマホでアクセスしても無駄なことはわかっていたのでパソコンでアクセスする。
 
 
「どうだ?行けるか?」
 
表示されるトップページ。
 
「あれ、IDだけ入力されてんじゃん」
「確かパスはあれだったな」
 
パスを入力しログインをクリック。
 
「行けるか?」
 
しばしの読み込み時間。
 
「行けた。マジか」
 
 
正直かなり嬉しかった。Google先生さまさまです。ありがとう。そこからは読み漁った。面白い。普通に面白い。文章的には拙いけれどとにかく勢いがある。そこには熱量MAXだった頃の俺がいて、今ここにいる俺は過去の俺から熱量を受け取っていた。
 
これはもったいないな。
 
ネットサービスの終焉というのは利用者にとっては全く抗うことの出来ない圧倒的なものである。暴力って言ってもいいくらい。いくら金をかけようが、いくら時間を費やそうが、いくら実績を残そうがサービス提供者が「はい残念、もうやめまーす」と言ってしまったら跡形もなくなる。塵も残らず消滅する。
 
マジでどんだけ過疎ってんだってくらい限界集落と化しているmixiの現状を目の当たりにして、こう思った。
 
1個ずつ読んで面白いやつを救出しよう
 
思い立ってからは即行動。
正直、なんかの拷問かよっていうレベルでしんどかった。中盤辺りから「罪も犯してねーのになんでこんなことしなきゃなんねーんだよ」って自分で勝手に始めたことなのにブチ切れてたからね。なんなんだ俺は。情緒不安定かよ。
というのも、面白いっちゃ面白いんだけどそもそも1200件もあるわけで。しかも、その中には当時の恋心を赤裸々につづった劇的にイタいポエミーなものやら、どっかのおもしろ文章からそのまんまコピペしてきたものとかもあるわけで
 
黒歴史を閲覧してるようなもんなわけで
 
かなり精神的にキツイものもあったわけですよ。
 
でも、そのかいあってね。
 
 

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373件の日記、いや、俺の子供たちを救出することが出来た。劇的にイタいポエミーなやつらも救出した。これからの自分への戒めのために。
謎の達成感に包まれております。
 
どうでしょうか。みなさんも、過去にアップした文章、振り返ってみてはいかがでしょうか。
 
 
あと、文章の技術的には上がってるけど着眼点とか文章の根本的な構造はあまり変わらないもんなんだなって思った。