短歌の話
短歌って好きで。
五・七・五・七・七から生み出される下の句のリズム感と手紙におけるP.S.感があるのがいい。
俵万智がめちゃくちゃ好きなので自然と恋の歌は好きになる。
切ない短歌を読みたくなる夜っていうのが唐突に来る。
今日見つけた「あなたを想う恋のうた」っていう短歌コンテストで好きだったのを紹介して感想書きます。
1.世界中すべてのことばで「好きだよ」 を訳してくださいぜんぶききます
お相手は難しくかつややこしい話しの仕方をする人なのかな?
でもそれを受け入れられると想うほど恋は盲目なんなんだろうな。
2.右の手で私をうばっていくような借り物競争二人で走る
お題がさ、わからないのがいいのよね。メガネ?ハチマキ?それともLOVERか?
3.必死だね金魚を狙う君の目は私はこいつに負けているのか
切ないわ〜。
夏感、嫉妬の感情が最後の「か」の字に込められてません?
え?
違う?そう思うのはてめぇだけ?
まぁまぁそれでもいいんであります。
4.みそ汁は沸騰させないほうがよい恋と似ているわかってはいる
それでもさ、沸騰しがちじゃないですか?その2つって気づかぬうちにさ?
5.君はもうこの角部屋には来ないから首を振らない扇風機一つ
扇風機、我が家のものは休みなく振っていますよ年中無休で。
なぜかって?島の湿気がすごいので洗濯物を乾かすためにさ。
恐らくさ?
扇風機もこう思ってる。
「来客ないのに首振りたくない」
6.恋なんていつか終わると思ってた君の墓標の前に立つまで
最の高。人が死ぬお涙ちょうだいものなんてしょうもないとは思うんですよ。そういうの大体死ぬ前死ぬ時の状況だけどこの歌は死後の切なさ、喪失感表してるのが好きですね。
はい、というわけでどうでしたかね?みなさんの心の琴線に触れたものはありましたでしょうかね?あったらですね、これ系の歌人で最強は俵万智だと思ってるんで「万智の一人百首http://www.gtpweb.net/twr/sakuhin.htm」ってサイト見てみてください。
あと、多分バレバレですけど短歌の感想部分は五・七・五・七・七になってます。多分、きっと。